「ローカルメディアは稼げない」

 

「好きという気持ちだけでは、ローカルメディア運営はできない」

 

という言葉をよく聞きます。

 

 

たとえ「地元を愛している」という気持ちがあっても、その気持ちだけではうまくいかないでしょう。

 

そもそも継続がうまくできなかったり、継続しても成果が出ずにやめてしまうことの多いローカルメディア。

 

そんなローカルメディアの中でも、秩父のローカルメディア「ちちぶる」はクオリティの高い記事を更新して、ファンを獲得しています。

 

 

そこで今回はちちぶるの編集長である浅見さんに

 

  • ローカルメディアを使ってお金を稼ぐには?
  • ちちぶるがファンを獲得できる理由は?
  • 失敗しないためのローカルメディア運営

 

についてお伺いしました。

 

 

「ローカルメディアに挑戦したい」

 

「ローカメメディアをやっているけど、成果が出ない」

 

という人は、ぜひ参考にしてはいかがでしょうか?

「ローカルメディア単体で稼ぐのではなく、キャッシュポイントを別に持つべき」

ー小太り:「ローカルメディアは稼げない」と言われますが、ちちぶる はどうなんでしょうか?ー

 

浅見さん:ちちぶるは月間5万PV程度ですが、ブログで5万PVって考えから、なかなか収益をあげるのは難しいですよね。

 

やっぱり、ローカルメディア単体で収益をあげようすると難しいですよ。

 

 

大手のローカルメディアで200万PVとかアクセスがあって、ようやく広告で収入を得ることができます。

 

ウェブメディアで稼ぐなら「アフィリエイト」という手段もありますが、ローカルメディアとアフィリエイトの相性は良くありません。

 

 

実際ちちぶる単体では収益はそこまでなく、別のキャッシュポイントを持つことで、うまく活用しています。

 

 

 

ー小太り:「別のキャッシュポイントを持つ」とは、どういうことでしょうか?ー

 

浅見さん:別のキャッシュポイントとは、ローカルメディアではなく、別のことで「お金を稼ぐポイントを持つ」ということですね。

 

キャッシュポイントはなんでもよくて、カフェやコワーキングスペースなんか、いろいろありますよね。

 

 

ぼくの場合は、ちちぶる以外にWeb制作の仕事をしています。

 

「ちちぶるを見た」とWeb制作の仕事を依頼してくれる人がおり、ちちぶるは「広告塔」のような役割を果たしてくれています。

 

その他にも地域密着型のメディアであれば、地元でのつながりを作ることができたり、ローカルメディアならではのメリットがあります。

 

 

ローカルメディアをやるときには単体で稼ごうとせず、別のキャシュポイントを作り、セットで稼げるようにするのがいいと思います。

 

 

 

ー小太り:もしキャッシュポイントがなく、ローカルメディアしかない人はどうすればいいでしょうか?ー

 

浅見さん:キャッシュポイントがなく、メディア単体しかない場合は「地方自治体」と仕事するといいでしょう。

 

 

例えば「県」の場合は、規模が大きく、持っている予算も多いことがあります。

 

もちろん県まで大きい規模でなくても、地方自治体を組めば「お金がない」という問題を解決できる可能性が高いです。

 

地方自治体の場合は、古くから付き合いのある会社に仕事を依頼するケースもあり、新規参入するなら、そういう会社と手を組むという方法もあります。

 

 

ー小太り:ローカルメディアを使って仕掛けていきたいことはありますか?ー

 

浅見さん:今やりたいのは、他のローカルメディアと組んで「ローカルメディアの戦略モデル」を作ることですね。

 

例えば、ローカルメディアを5エリアぐらい集めて2泊3日くらいで特定の地域に滞在し、その土地のローカルメディアのコーディネートで様々な場所を取材、記事を書いたり写真を撮影したり、そのようなアウトプットをしてそれらをパッケージ化して商品にする、という感じです。

 

トークイベントなんかもそのパッケージの中でやろうと思ってるんですよね。

 

実は4月ぐらいにモデルケースとして、ある地方に行くことが決まっています。

 

市長の応援コメントをもらう予定で、うまくハマって「ローカルメディア戦略のロールモデル」になりたいですね。

 

普段ローカルメディアを運営して、地元の魅力を発信してるメンバーだからこそわかる「その他に入った時の魅力切り出し方」なんかを武器にできればいいですよね。

「ちちぶるはアクセス数よりも、メディアブランドを重視しています。」

ー小太り:観光系のキュレーションサイトも多い時代に、ちちぶるは質の高い「地元ならではの記事」を書かれています。なにかこだわりはありますか?ー

 

浅見さん:いくつかあるんですけど、まずちちぶるはPVを気にしていません。

 

メディアをやる以上、必ず「アスセス数・PV」という指標がありますが、ちちぶるの場合はそこを重要視してないです。

 

それよりも「メディアブランド」を確立して、ちちぶるのファンを増やす方が大事ですね。

 

広く色んな人に見てもらうのではなく、密度を濃くするイメージ。

 

そのためには「発信する情報の一貫性や記事の統一感が大事」ってのを凄い意識してます。

 

 

その他には、地元にいるからこそ出せる情報を出すことにもこだわっていますね。

 

検索して簡単に出てくるような、それこそキュレーションのような記事は書きたくなと思っています。

 

例えば、秩父って秩父夜祭という大きな祭りがあるんですけど、だいたい上がってくる写真ってすごい綺麗な山車や花火みたいな感じたんですよね。

 

やっぱり、それじゃなくてその裏で行われている神事とか、本当に地元の人しか知らないみたいな情報を伝えることを意識しています。

 

 

ー小太り:ちちぶるは丁寧な記事が多いですが、1記事書くのにどれぐらい時間をかけていますか?ー

 

浅見さん:1記事にかける時間は1時間半ぐらいですね。

 

 

ー小太り:え!思ったよりも短い!笑ー

 

浅見さん:そうですかね?笑

 

写真加工を入れても、だいたい一時間半ぐらいですかね。

 

自分の中で記事のフォーマットみたいなものができてて、お店の紹介なんかはそれに情報を当てはめていくだけなので。

 

昔は40分とかで、ブログを書くみたいな感じで買いたいんですが、「丁寧に書こう」とか「写真の見やすい配置にしよう」とか考えるようになって、ちょっと伸びました。

 

ただ、写真には特にこだわりを持っています。

 

 

引用元:ちちぶる

 

同じ構図の写真が続いて飽きがこないように、いろんなパターンの写真を使っています。

 

ぼくの場合は「写真ありき」かもしれません。笑

「地元愛」がフィルターになる可能性を知っておく

ー小太り:この記事を読んでいる人の中に「ローカルメディアやりたい!」という人もいるともいます。そういう人に向けて、なにかアドバイスはありますか?ー

 

浅見さん:そうですね。過剰な地元愛を表に出さないことではないでしょうか。

 

 

ーどう言うことでしょうか?ー

 

浅見さん:基本的にローカルメディアをやる上では「地元が大好き!」というのはとても大切なんですが、その想いが強すぎてフラットな目線で情報が伝えられなくなる、と言う懸念があります。

 

目線が偏っていることに気づかず「私の好きな地元を知ってくれ!!」と押し付けっぽい表現になってしまうことで、ユーザーに過剰な期待をもたせたり、実際に訪れた際のギャップを生ませてしまったりする。

 

その結果、ありのままの情報、つまり「等身大の情報」が出せなくなってしまうことがあるんです。

 

 

ぼくの場合は秩父のローカルメディアをやっていますが、「秩父が大好き!」という気持ちはなく(もちろん嫌いじゃないですよ。笑)、それよりもマーケットとしてすごいポテンシャルを持っているというところに魅力を感じています。

 

もしぼくが過剰に「秩父最高!秩父大好き!」という人間だったら、どんな記事を書いても「大好き人間の過剰な表現」と捉えられてしまう可能性がありますからね。

 

あくまでフラットな第三者の目線はしっかり保つようにしています。読み手に過剰な期待を煽っても意味ないじゃないですか。

 

 

地元愛をそこまで全面に出さないことで、良い距離感を保ててるんだと思います。

 

ローカルメディアをやるなら、地元といい距離感を持って、正確に情報を伝えるってことが大事ですよね。

 

 

ー小太り:継続が難しいローカルメディアですが、ちちぶるが続いている理由はありますか?ー

 

浅見さん:それはWebメディアとして価値を感じてくれる人がいるからですね。

 

ちちぶるはFacebookの活用に力を入れていて、一般的な反応の3~4倍ぐらいのリアクションが返ってきます。

 

自分の運営しているメディアに「濃いファンがついている」ということが、モチベーションにつながります。

 

また知り合った人の中で「ちちぶる知ってるよ」という人がいたり、ちちぶるから仕事につながったりすることもありました。

 

「地元の魅力を伝える」ことが目的のローカルメディアでも、運営している自分が喜びやモチベーションを感じることが大事だと思います。

 

 

ー小太り:自分の書いた記事で反響があったり、「記事読んだことある」とリアルで言われると、やっぱり嬉しいですよねー

 

浅見さん:そうですね。「ちちぶるをやっててよかったな」と純粋に感じることができます。

 

あと、ぼくの場合は、ちちぶるが独立を助けてくれました。

 

ちちぶるは会社員のときからやってて、なんとなく立ち上げて、なんとなく記事書いてたら、たまに反応をいただくようになって。

 

独立したときの「ちちぶる」というメディアを見た人から、仕事をもらったり、割とスムーズにスタートすることができました。

 

ちちぶるを見て「この人に仕事を依頼したい」と感じるような「信頼」を築けることができたのは、とても大きいですよね。

 

もし真面目に記事を書いてなかったり、ちょっとした嘘をついていたら、ぼくを信頼してくれる人もいなかったでしょう。

 

コツコツ丁寧に記事を書いてきた「ちちぶる」が信頼の証明になって、ぼくの独立を手助けしてくれました。

 

まとめ(編集後記):「等身大のローカルメディアのこれからが楽しみ」

今回はちちぶるの編集長である「浅見さん」にお話を伺いました。

 

ちちぶるは「PVを気にせず、メディアとしてのブランドを重視する」という新しいスタイル。

 

そのスタイルで、根強いファンを獲得し、これからもどんどん大きくなりそうです!

 

 

浅見さんは「今後動画にも挑戦したい」と話をしており、今は一緒にやってくれるスタッフを探しているようです。

 

もちろん、動画だけでなく、ちちぶるで記事を書いてくれる仲間も待っているとのこと。

 

どんな人がいいですか?と聞くと、「面白がる力があって、真面目な人」がいいと答えていました。

 

浅見さんと一緒にちちぶるを盛り上げていきたい人は、いいチャンスではないでしょうか?


また浅見さんはフリーランスコミュニティPont!のメンバーです。

 

Pont!では「依頼された案件を一緒にこなすメンバーが欲しい」という思いで入会して、実際に案件の紹介もしてくれています。

 

Pont!に入会してみて「意欲的なメンバーが多くスキルも高そう」と安心感を感じていただいてようで、発注側としてのPont!を活用してくれています。

 

現在は50名近くの規模になり、まだメンバーは募集しているので、気になる人は下記からチェックしてみてください!

 

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